文部科学省 平成26年度大学教育再生加速プログラム 千葉大学「次世代才能スキップアップ」プログラム

実施体制

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1)学内体制

学内体制としては〔G-スキッパー〕養成のための様々なプログラムを一括管理するための組織として教育学研究科、先進科学センター、高大連携・地域貢献部門を中心に、工学、園芸学、融合科学研究科、医学薬学府教職員による「次世代才能支援室」を設置します。

2)千葉県全域を含む関東圏科学教育コンソーシアム形成

本プログラムを効率よく運用し、より多くのグローバルな理系人材の卵〔G-スキッパー〕を育てるために、千葉大学の理系総合大学としての特徴と千葉県が持つ教育リソースを最大限に生かす体制づくりを行います。すなわち、千葉大学と近隣都県を含む県下の高校、教育委員会が連携することで高大連携コンソーシアム「全県域SSH体制」を創出し、地域の科学人材育成力を強化し、県内高校を中心とする重要拠点には戦略的にWeb会議システムを導入し、強固な連絡・情報共有体制を構築します。これは「次世代才能スキップアップ」プログラム実施の基盤となります。

3)グローバル教育体制

千葉大学‐ASEAN主要大学・高校によるグローバル科学教育推進「ツインクルコンソーシアム*」と協働することで、千葉大学、千葉県、ASEANを繋ぐ科学教育グローバル協働コンソーシアムを創出し、これにより高校レベルでのグローバル理系人材養成支援体制を強化します。現在行われているツインクルコンソーシアムのASEANの高校での科学教育活動を活用することで、海外教育機関と協働したグローバル人材養成プログラムの開発が可能になり、日本の高校生のグローバル化支援体制が構築できます。

ツインクルコンソーシアム:千葉大学教員・ASEANの12大学の教員と30高校の教諭による科学教育を推進する集まりであり、千葉大学の院生が自らの専門分野の研究成果を基に科学の面白さをASEAN高校生にプレゼンテーションする交流プログラム(ツインクルプログラム)を実施・展開する。